たまも園 創立50周年記念式典
令和7年11月9日、香川県障害者支援施設たまも園 創立50周年記念式典が
香川県副知事大山智様、香川県議会文教厚生委員長岡野朱里子様はじめたくさんの方にご臨席いただき、挙行されました。
式典では、たまも園家族会より記念品贈呈、創立50周年記念ソングの披露
拝啓「十年後の私へ」プロジェクト ~タイムカプセル「たまものたまご」封印式~ が
行われました。




〇50周年記念ソングについて
50周年を迎えるにあたり、「心のモニュメント」として手作りの記念ソングを制作いたしました。
制作にあたっては、ご利用者様や職員の皆さんから作品を募集したところ、ご利用者様からは、園の歴史を詠み込んだ格調高い歌が、職員からは、園の日常と四季の暮らしを描いた、温かみのある曲調の歌が提案されました。
期せずして、この二曲によって、園の歩みと、日々の生活が縦横に紡がれ表現されました。
そのため、曲名も「紡ぎ」と名付けさせていただきました。
《紡ぎ 〜Legacy for Future(未来への継承)》は、 作詞:桑島克己さん・合田真由美さん、作曲:合田真由美さんによる作品です。
作詞にあたっては、入所者の合田さんが
創立当初からたまも園に入所されている桑島さんから園の生い立ちについて様々なお話を伺いながら、歌詞を紡いでいかれたそうです。
そして、心を込めて曲をつけられました。
また、式典では、合田さん自ら、足の指で演奏もされました。
《紡ぎ 〜Four Seasons(四季)》は
職員の穴吹愛香さんが、シンガーソングライターとして園での四季折々の暮らしをアットホームな雰囲気で表現し、制作された作品です。
春夏秋冬、それぞれの季節の園での日常生活が、やさしく紡がれた曲となっております。


〇タイムカプセル《たまものたまご》について
近年の障害者施策の中では、本人の意思の尊重が重要視されるようになってきています。
障害のある方が、自らの生活や支援のあり方を選択できるよう 意思決定支援や自己選択の機会の拡充が求められています。
そのためには、まずご本人の「思い」を表現していただくことが大切です。
しかし、施設での生活が長くなる中で自由に意思表示することに慣れていない方も少なくありません。
そこで今回の50周年記念行事の一環として「自分の思いを表現する場」としての《10年後の私へプロジェクト》を立ち上げました。
利用者の皆さまには、10年後の自分に宛てた手紙を書いていただき、あわせて、自分自身に語りかける写真も撮影していただきました。
たまも園では、10年ごとに周年記念を行っており、今回の手紙と写真はタイムカプセルに収め、次の60周年記念式典で開封し、ご本人にお返しする予定です。
10年後の自分へ「元気にしていますか? 美味しくごはんを食べていますか?カラオケを楽しんでいますか?」
このように未来の自分に語りかけることは、今を生きる力にもつながる私たちはそう信じています。
このタイムカプセルには、利用者の皆さまの“生きる力”を育むという願いを込めて
《たまものたまご》と名付けました。
ご希望のあったご家族からの手紙も、あわせて収めさせていただいております。
それぞれの思いは、たまごの中で静かに育まれるとともに、ご本人の心の中でも生き続け、日々の生活に反映されていくことと思います。
そして10年後、その思いが実現し、再会していただけることを願っております。
《たまものたまご》は、ご来賓の大山副知事様、岡野文教厚生委員長様、三木家族会会長様、そして、たまも園創設時に入所され、現在もっとも長くご在籍されている松本美栄子様により封印され、たまも園玄関入って横で温められています。


※午後からの「ふれあいのつどい」の様子も順次お知らせします。




